ご当地の踏み絵

やってみたけれど、22年住んだ京都でも、半分以上答えられない質問があるなぁ。というか、何か偏見にあふれてませんか、これ(笑)。
在住暦2年の神奈川なんぞほとんど答えられるものがない。

おっきい、おっきい」「寒い、寒い」と形容詞を繰り返す。
意識したことはないけど、そうかもしれない。
「この前の戦争」といえば、応仁の乱だ。
現代っ子ですゆえ、そんなことは。
人の陰口を言うのがことのほか好きだ。
陰口は言わないように心がけているけれど、言ってることもあるなぁ。その場のノリとか、そういうものに負けたりして。
いけずを文化だと思っている。
京都のそれは、そういう部分もあるかもしれないと思う。
時代劇のロケ地を即座に言い当てることができる。
わかりません。22年住んでも、行動範囲は狭かった。
東京人より大阪人が嫌だ。
いえーっす。理由は特にありませんが、なんとなく。
KBS京都のかたつむり大作戦を知っている。
懐かしい。いまもまだやってるのかな。
京都の人はみんな「〜どす」と話すと思われている事を笑い飛ばせるぐらい自分は寛容だと信じ込んでいる。
信じ込まないでも、笑い飛ばせますが。でも一応、「んなことはない」と言うけど。
京都が日本の中心だと思っていて、いつか天皇は京都に帰ってくると信じている。
そんなことはない。
本音と建前を完璧に使い分けることができる。
思ったことは言わないと気がすまない性質なので、無理です。
高山彦九郎・皇居望拝の像で待ち合わすとき「土下座前」と言う。
「土下座前ってどこ?」と高校の時に聞いて赤っ恥をかきました。
深夜番組のCMというと「岩田呉服店」と「亀岡山田木材経営団地」と「出町輸入食品」と「いずもや」だ。
「出町輸入食品」しかわからない。そもそも深夜番組を見なかったので。
子どもの頃のおやつは西村のエーセーボーロだった。
わかる気はする。わたしの場合、近所の50円バニラバーだったけど。
道に迷うと「丸竹夷二押し御池姉三六角蛸錦〜♪」を歌う。
便利だよね、この歌。
石匠6代目河波忠兵衛が7代目に変わったとき、6代目の安否が気遣われた。
そんな人物を知りませんでした。
大丸百貨店のことを「大丸さん」と呼ぶ。
自分では言わないけれど、すこし年のいった方がそう言ってるのは聞いたことがある。
北野天満宮の牛の頭をなでた手で、自分の頭をなでたことがある。
いいえ。
広告を書いたバスは、景観を損ねるので古都京都にふさわしくないとは思うが、損ねるほどの景観がもはやなくなりつつあることには見て見ぬフリをしている。
ラッピングバスがあまり好きじゃないのは確か。
国語の時間に「擬音語」を「祗園語」と聞き間違えたことがある。
ないです。
CDを買うのは十字屋だ。
烏丸四条の十字屋はちょくちょくのぞいてましたね。
「しかし、よくご存知ですねえ!?」と言われると、つい「ええ。わたしら二人、あすこのモンでんねん」と返してしまうクセが抜けない。
そんなことはないです。
市バスを乗りこなす自信があるので、地下鉄はほとんど利用しない。
乗りこなす自信はあんまりないけど、地下鉄よりバス派。京都はバスが便利だと、横浜に来てから思った。
街中でちょんまげ姿の侍や腰元の姿を見ても驚かない。
あまり経験がないので、やっぱり驚く。
他府県、とくに東京に行くと大阪人と間違えられるのは、大いに遺憾である。
確実に訂正します。これまた特に理由はないのですが。
「3時です」と言われると「宇治茶です」と続けたくなる。
いいえ。ネタ元がわからない。
夏になると紅葉パラダイスのプールへ泳ぎにいった。
行きました。でも、伏見桃山城に行く方が多かった。紅葉パラダイス、なくなっちゃったんだよね。
京都駅ビルの階段をダッシュで上った(上ろうとした)ことがある。
ないです。エスカレーター使います。
なんちゃって舞妓とほんまもんの舞妓さんの見分けがつく。
一目ではわからないけど、ちょっと眺めてたり、話したりすればわかると思う。
京のぞみちゃんを知っている。
知ってます。
嵐電叡電といえば、なんのことかわかるが、京福電鉄と言われてもピンとこない。
確かに。
「おたべ」・「生八橋」は、久しく食べていない。
もっぱらお土産用と思ってます。
清水寺金閣寺三千院三十三間堂など、名所に行ったことがない。
里帰りで旦那様連れて清水寺には行きました。…初めて。
昔、河原町のジュリーに会ったことがある。
誰それ。
東大より、京大のほうがノーベル賞受賞者が多いことが自慢だ。
なんで他人の自慢をせにゃならんのですか。
しかし、京都出身の京大生が意外と少ないという事実には触れて欲しくない。
別に。
しょっちゅう他府県の人に「京のぶぶ漬け」の話をされるので、否定するのがじゃまくさくなって、つい曖昧な返事をして誤解を招いている。
ぶぶ漬けの話をされたことはないなぁ。
日本共産党の候補に投票したことがある。
京都にいた頃、諸事情ゆえに投票したことがなかったのです。
他府県に対して、根拠のない自信が満ちあふれている。
そんなことはありません。
祇園祭宵山は毎年行くが、鉾の巡行は見たことがない。
一応見たことはあるけれど、祇園祭のメインは宵山だと思う。
五山の送り火の自分だけの最高のビュースポットを知っている。
知らない。
上ル、下ル、西入ル、東入ルなど、住所通りに歩けば、必ず目的地にたどり着く住所表記は便利だが、いかんせん長いので、書類等に書き込むとき、スペースが足りないのがやっかいではある。
そうなんだよ、全然足りないんだよ。一軒家でもぎりぎりなのに、集合住宅なんかに住んじゃったら、詰め詰めに書いても全然足りないんだよ。なんで書類の住所欄はこんなに短いんだよ、全国で泣いてる人はきっと多いよ、…とずっと思ってました。こんなに長いのが珍しいって、知らなかったのよ。
他府県で道に迷うと、自分ではなく碁盤の目になっていない道が悪いと思う。
まさしく。「だって碁盤の目じゃないんだもん」は迷子になったときの常套句。
先人の作った功績を自分の功績と勘違いしているフシがある。
ないです。
国宝の建物に落書きをしたことがある。
そんなお行儀の悪いことはしません。
奈良に軽いライバル心を持っている。
持ってませんが、イメージとして田舎だと思ってしまいます。
友達に寺の息子(娘)が3人以上いる。
いないです。小学校の頃は御所住まいの同級生が何人もいたけど。
住所に「上ル、下ル」が入っているのが自慢。また入っている住所に憧れる。
別に…。でも、知らないところに行くときは、便利な書き方だと思う。
基本は薄味だが、ラーメンだけはこってりじゃないと気が済まない。
あっさりしたラーメンも好きです。基本は薄味。
「牛若丸の未来くん」のステッカーを持っている。
持ってない。でも懐かしい。
土建屋よしゆきが現場で働いているのを見たことがある。
知らない…。
山崎弘士と尾崎千秋を知っている。
知りません。

有名どころと有名人を知らないことが発覚した。前から自覚はあったんだが。
あと、「大阪人」に対して否定的な回答をしているにも関わらず、大阪人チェックの方が同意点が多かった。ほとんど行ったことないのにな。やはり関西のメインということか。